PCWL-0400、PCWL-0410、PCWL-0420の最新ファームウェアV2.9.4を2022年12月6日にリリースしました。
最新ファームウェア、リリースノート、及びPCWLユーザーズマニュアルはパートナーポータルサイトからダウンロードをお願いいたします。
V2.9.4のアップデート情報は以下となります。
PBE(PicoCELA Backhaul Engine)アルゴリズム実装を改善してますので、ご使用機器を本バージョンへ早めのアップデートをお願いいたします。
不具合修正
- OpenVPNの不具合によりPicoManagerとの接続が切断される問題の改善
- OpenVPNの自動接続の失敗を検出し、OpenVPNを再起動させる処理を追加
- プロキシサーバ使用時、PicoManagerの時刻通信をプロキシサーバ経由に変更
- プロキシサーバ利用時にPicoManager時刻通信をダイレクト通信する際、煩雑な上位機器設定を解消するためプロキシサーバ経由に修正
- 長期間の連続運転で経路が一時的に固定化される問題の対策
- 長期間の連続運転で稀にバックホール経路がある期間(数日から数週間)固定化される事象の対策
- 影響範囲:
- ノード設置環境が大きく電波状態が変化しない環境下では特に影響はなし
- PCWL-0400シリーズを移動体搭載時や連続稼働状態で電波状態が大きく変化した環境下では最適な経路とならない場合があります。
- 本事象の解消方法
- バックホール通信が以前よりも不安定な事象を確認された場合は以下の操作で改善します
- 経路内の何れかのノードでリルート(本体スイッチ、WEB UI、PicoManagerの何れかの操作)を実行
- 経路内のコアノードを再起動
- バックホール通信が以前よりも不安定な事象を確認された場合は以下の操作で改善します
機能追加
- Beacom ie長を扱う変数の型変更
- 2023年発売予定の新機種との相互接続のための変更
- 影響範囲:
- PCWL-0400の動作いは影響なし