全てのPCWLにおいて、以下共通内容となります。
Q:BLE測位では、検出位置の誤差範囲は、どれくらいになりますか?
電波受信環境やノード設置状態により誤差範囲は異なります。
理想的な環境では誤差は5m程度です。
Q:BLE測位で推奨しているタグはありますか?
検証済みのタグは以下となります。
・検証済タグ
・BLEAD-B Version2 O2O位置情報 iBeacon
・タグ仕様について
以下の仕様に準拠が必要です。
・iBeaconに準拠
・BLE4に準拠
※お客様でご用意されたタグを使用する場合、検証を十分に行った上でご使用ください。
Q:BLEのPower Classは何ですか?
Power class1に対応しています。
Q:PCWL-0400とPCWL-0500でBLE測位を利用した場合、なにか影響はありますか?
感度の異なるレシーバーが混在した場合、測位精度が著しく低下する可能性があります。
そのため、異なる機種が同じサイトに存在する場合、いずれかの機種のみでご使用ください。
Q:BLE測位を利用する際に、ノードの置き方などに工夫は必要ですか?
はい、ノードの置き方で測位計算に影響があります。
BLE測位では、ノードで囲った範囲内で測位計算がされます。
そのため、測位される対象が範囲の外にある場合には、測位位置のズレが大きくなります。
また、障害物が多い場合には、BLEビーコン信号が弱くなるため、離れた位置に計算されます。
Wi-Fi利用の観点からも、障害物の少ない環境でのご利用をお願い致します。
Q:PCWL1台からでもBLE測位を利用する事が出来ますか?
はい、利用することはできます。
以下にてビーコンをノードが補足した場合の測位計算について解説します。
1台のみが補足した場合には、そのノードの周囲にマッピングされます。
2台のみが補足した場合には、その2点の直線上に測位計算された上でマッピングされます。
3台のみが補足した場合には、その3点で囲われた範囲で測位計算された上でマッピングされます。
4台以上で補足した場合には、上位の3点が選ばれ、上記の通り3点の範囲内で測位計算されます。