アラート表示について
応答時間遅延はアクセスポイント(AP)から指定した監視先までの応答時間が、設定値を超えた場合にアラートとして表示されます。
応答時間(RTT)とは
応答時間(RTT)とは、自分から送った信号が相手に届いて、自分に返ってくるまでにかかる往復時間の事を指します。
応答時間遅延によってどんな影響が起きているか?
監視先への応答時間が遅延していることによって、以下の内容が一時的もしくは継続して発生している可能性があります。
- Webページの表示が遅い
- WEB会議など、映像や音声の遅延や途切れが発生
- その他、リアルタイムの通信に影響
考えられる原因と確認ポイント
| 考えられる原因 | 確認すべきポイント | 対応策 |
| 上位機器との通信不安定 | 継続して閾値超過が発生している場合、PC・スマホ・APから、APや上位機器等に対してpingを使用して応答時間を測定してください。 | 監視対象宛のRTTと同様に上位機器宛のRTTが遅い場合、上位ネットワークの環境を見直してください。 |
| インターネット回線の輻輳 | 上位機器から監視対象にpingを使用して応答時間を測定してください。 | 監視対象宛のRTTと同様に上位機器からの監視対象宛のRTTが遅い場合、インターネット回線が輻輳していると考えられるためプロバイダなどに確認をしてください。 |
| コアとの通信が不安定 (ブランチでアラート発生の場合) | AP(コア)との通信が不安定のため、RTTに影響が発生している可能性があります。 PicoManagerにて、該当APと上流コアのRSSI(電波強度)を確認し、必要に応じてPCやスマホから各APに対してpingを使用して応答時間を測定してください。 | 設置環境の見直しをしてください。 |
アラート機能について
監視対象
- 監視先IPアドレス:8.8.8.8(Google Public DNS)
- カスタマイズ:変更不可(2026-04時点)
※将来、監視対象のIPアドレス(複数)をユーザーが変更できるようになる予定です。
- カスタマイズ:変更不可(2026-04時点)
測定方式とアラート条件
- 測定間隔:3分
- 測定方法:1回の測定につき3回Pingを実施し、その平均RTTを計測
- Ping仕様:32バイト送信、タイムアウト10秒
- アラート発生条件:平均RTTが設定した閾値を超える、または失敗した場合にアラートを表示
- 注意事項:Pingの失敗=インターネット不可とは限らず、一時的な輻輳やルート変更の影響を受ける可能性があります。
閾値
デフォルト値:500ms
- カスタマイズ:変更可能
以下は、目的別に応答時間の目安を示した参考表です。
| 目的 | 目安となる応答時間 |
| インターネット接続確認 | 200ms~500ms |
| 一般的なWeb利用 | 50ms~100ms |
| リアルタイム通信(通話等) | 20ms~50ms |
通知・アラート履歴
- メール通知:通知設定を行うことで、組織内の任意のユーザーに対してアラート通知メールを送信できます。通知先のユーザーは、管理画面上で個別に指定可能です。
アラート表示期間:アラートが継続している間は、PicoManagerのマップ上で該当APにアラートが表示され続けます。アラートが解消されると、表示も自動で消えます。
履歴保存期間:6ヶ月
機能の有効/無効切り替え:対応
対応ファームウェアバージョン
| 製品 | 対応ファームウェアバージョン |
| PCWL-0501 / 0511 | v1.0.0 以降 |
| PCWL-0500 / 0510 | v2.0.0 以降 |
| PCWL-0530E PCWL-0530E-ID PCWL-0530E-OD | v1.4.0 以降 |
| PCWL-0400 / 0410 | 非対応 |
Q&A
Q. PicoManagerから指定したIPアドレスにpingはできますか?
A. 検討中です。(2026-04)