PCWL-0530E の最新ファームウェアV1.4.0を2025年6月25日にリリースしました。
最新ファームウェア、リリースノートはパートナーポータルサイトからダウンロードをお願いいたします。
V1.4.0のアップデート情報は以下となります。
- 機能改善
- APチャネルのAuto設定時の動作変更
- 起動時にだけ自動でチャネルを選択していましたが、PCWL-0400と同様に毎日2:00AMから3:00AMのランダムな時間に自動でチャネルを選択する動作を追加しました。
- 既存運用への影響範囲:チャネル変更時にはAPリスタートを伴うため、既存のAP-STAの接続は切断されます。新チャネルがDFSチャネルの場合、1分間のChannel Availability Check (CAC)を必要とします。
- 起動時にだけ自動でチャネルを選択していましたが、PCWL-0400と同様に毎日2:00AMから3:00AMのランダムな時間に自動でチャネルを選択する動作を追加しました。
- WebUIの設定項目追加
- 端末毎およびSSID内の最大帯域幅(kbps)、およびコアモードの場合の内蔵FreeRadiusサーバの使用を、WebUIから選択出来るようにしました。
- 既存運用への影響範囲:特になし
- 端末毎およびSSID内の最大帯域幅(kbps)、およびコアモードの場合の内蔵FreeRadiusサーバの使用を、WebUIから選択出来るようにしました。
- APチャネルのAuto設定時の動作変更
- 不具合修正
- EAP再認証時の通信途切れの軽減
- SSIDの認証と暗号化方式として、WPA2-Enterprise、WPA/WPA2-Enterprise、WPA3-Enterprise、WPA2/WPA3-Enterprise、WPA3-Enterprise (192bit mode)を指定した場合、EAP再認証は有効、EAP再認証周期は3600secが初期値として選択されます。
- EAP再認証時の通信途切れの軽減
EAP再認証時には該当端末と同一ノードに接続している他の端末に約5秒の通信途切れが発生するため、この影響軽減として以下の修正を行いました。
1)EAP再認証の初期値を有効から無効へ変更
2)EAP再認証動作の改修により該当端末の通信途切れを約5秒から約3秒へ短縮するとともに、同一ノードに接続している他の端末の通信途切れを解消
尚、FWをアップデートしても有効/無効と再認証周期の現在の設定値は上書きされない点にご注意下さい。
- 既存運用への影響範囲:特になし
- PicoManagerのMQTTノード監視の修正
- 稀にPicoManagerによるMQTTノード監視が出来なくなる問題を修正しました。
- 内蔵Radiusサーバのユーザ名とパスワードのルール変更
- 現在のユーザ名およびパスワードのルールには、内蔵Radiusサーバーが正常に動作しなくなる不適切な文字が含まれていましたが、今回のルール修正によりこの問題を解消しました。修正後のルールは以下の通りです。
ユーザ名:1文字以上20文字以下で、英数字と記号「!$%^_+~-={}[];:./<>?@」のみ使用可能です。
パスワード:8文字以上20文字以下で、英数字と記号「!$%^_+~-={}[];:./<>?@#`'」のみ使用可能です。
- 既存運用への影響範囲:新しいルールでは、不適切な文字を除外したため、これらの文字を使用しているユーザーは、ファームウェアアップデート後に最新のルールに適合するよう設定を修正する必要があります。
- ノード再起動の削減
- ノード再起動を誘発する可能性がある Wi-Fi ドライバーの問題を解決しました。
既存運用への影響範囲:特になし